【商品名】
ノイビタZE 150錠


【添付文書の必読及び保管に関する事項】
使用前にこの説明文書を必ずお読み下さい。
また、必要な時に読めるよう大切に保管して下さい。


【薬効】
ビタミンB1B6B12主薬製剤


【リスク分類】
第三類医薬品


【作用と特徴】
1.ビタミンB1誘導体「オクトチアミン」は体内で「ビタミンB1」、「チオクト酸(αリポ酸)」の2つの活性物質となり、ビタミンB6・B12と協力しあって神経や体の組織に作用し、肉体疲労・肩こり・眼精疲労にすぐれた効き目をあらわします。
2.ニコチン酸とビタミンEの2つの成分が血行を促進し、ビタミンB群を体の隅々まで届けるとともに肩や目の奥の緊張をやわらげて、肩こり・眼精疲労にもすぐれた効果を発揮します。
3.パントテン酸カルシウムがビタミンB群と共に代謝機能を高めます。


【使用上の注意】
<相談すること>
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
(1)医師の治療を受けている人
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、胃部不快感、口内炎
精神神経系・・・頭痛
循環器・・・動悸
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
軟便、下痢、便秘、顔面・皮膚の紅潮
4.1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
5.服用後、生理が予定より早くきたり、経血量がやや多くなったりすることがあります。出血が長く続く場合は、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。


【効能・効果】
○次の場合のビタミンB1B6B12の補給:
肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時
○次の諸症状の緩和:
眼精疲労、筋肉痛・関節痛(肩こり、腰痛、五十肩など)、神経痛、手足のしびれ
「ただし、これらの症状について、1カ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師又は薬剤師に相談して下さい」


【用法・用量】
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
15歳以上・・・2〜3錠・・・1回(水又はお湯で服用して下さい)
11歳以上15歳未満・・・1〜2錠・・・1回(水又はお湯で服用して下さい)
7歳以上11歳未満・・・1錠・・・1回(水又はお湯で服用して下さい)
7歳未満・・・服用しない

<用法・用量に関する注意>
(1)用法・用量を厳守して下さい。
(2)7歳以上の小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させて下さい。


【成分・成分量】
本剤は、黄色の糖衣錠で、3錠中に次の成分を含有しています。
成分・・・分量
オクトチアミン(ビタミンB1誘導体)・・・100mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・・・100mg
シアノコバラミン(ビタミンB12)・・・1500μg
コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)・・・100mg
ニコチン酸・・・32mg
パントテン酸カルシウム・・・30mg

添加物:乳酸Ca、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ケイ酸Ca、セルロース、ステアリン酸Mg、セラック、ヒマシ油、白糖、アラビアゴム、タルク、酸化チタン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、リボフラビンリン酸エステルNa、カルナウバロウ


【保管及び取扱い上の注意】
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管して下さい。
(2)小児の手の届かない所に保管して下さい。
(3)他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わります)
(4)ぬれた手で取り扱わないで下さい。水分が錠剤につくと、表面が一部溶けて、変色又は色むらを生じることがあります。また、ぬれた錠剤をビンに戻すと他の錠剤にも影響を与えますので、戻さないで下さい。
(5)ビンの中の詰め物は輸送中の錠剤破損防止用ですので、開封後は捨てて下さい。
(6)ビンの中に乾燥剤を入れてありますので、薬を使い終わるまでは捨てないで下さい。また、間違って服用しないよう注意して下さい。
(7)表示の使用期限を過ぎた製品は使用しないで下さい。


【その他記載事項】
〈ニコチン酸の作用について〉
本剤の有効成分の一つであるニコチン酸は末梢血管拡張作用があり、人によってはこの作用が強くあらわれて、顔面の紅潮(顔が赤くなったり、ほてる)・皮膚の紅潮が起こることがありますが、紅潮は通常、一過性で、数時間で消失します。
一般的にこの症状は食事直後に服用することにより、その発現が低下することが知られています。
なお、この紅潮の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。


【問い合わせ先】
本品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い致します。
第一三共ヘルスケア株式会社 お客様相談室
電話番号・・・0120-337-336
電話受付時間・・・9:00〜17:00(土、日、祝日を除く)
住所・・・東京都中央区日本橋3-14-10
メーカーHP URL・・・https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/


【製造販売元】
田村薬品工業株式会社
奈良県御所市西寺田50