【商品名】
麻黄湯エキス[顆粒]A 30包


【改定年月日】
2014年12月改訂


【添付文書の必読及び保管に関する事項】
服用前に際して、必ずこの説明文書をお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保管してください。


【薬効】
漢方製剤


【リスク分類】
第二類医薬品


【作用と特徴】
漢方製剤
麻黄湯エキス[顆粒]Aは、漢方の古典「傷寒論」に収載されている漢方剤の「麻黄湯」から抽出したエキスを満量*配合した漢方処方です。
*満量処方とは:漢方処方より得られたエキスを全量(1日最大量)配合していることを意味します。

このような方に
○かぜのひきはじめで寒気や発熱がある方
○せきがでて体の節々の痛い感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり


【使用上の注意】
<してはいけないこと>
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください
(1)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(2)生後3ヵ月未満の乳児。
2.短期間の服用にとどめ、連用しないでください

<相談すること>
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸の弱い人。
(4)発汗傾向の著しい人。
(5)高齢者。
(6)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。
むくみ、排尿困難
(8)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気、食欲不振、胃部不快感
その他・・・発汗過多、全身脱力感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
偽アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3.1ヵ月位(感冒、鼻かぜに服用する場合には5〜6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください


【効能・効果】
体力充実して、かぜのひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの次の諸症:感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり


【用法・用量】
食前又は食間に水又は白湯にて服用してください。
食間とは・・・食後2〜3時間を指します。
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
成人(15歳以上)・・・1包・・・3回
15歳未満7歳以上・・・2/3包・・・3回
7歳未満4歳以上・・・1/2包・・・3回
4歳未満2歳以上・・・1/3包・・・3回
2歳未満・・・1/4包・・・3回

<用法・用量に関する注意>
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。


【成分・成分量】
本剤3包(5.1g)中、下記の生薬より抽出した麻黄湯エキス1.92gを含有します。
成分・・・分量
麻黄湯エキス(日局マオウ・・・5.0g 日局ケイヒ・・・4.0g 日局キョウニン・・・5.0g 日局カンゾウ・・・1.5g)・・・1.92g

添加物として乳糖水和物、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、D-マンニトールを含みます。

<成分・分量に関する注意>
本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。


【保管及び取扱い上の注意】
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限のすぎた製品は服用しないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。


【問い合わせ先】
本品についてのお問い合せは、下記までお願いします。
御所薬舗株式会社 お客様相談室
電話番号・・・0745(62)3388
電話受付時間・・・午前9:00から午後5:00まで(土・日・祝日を除く)
住所・・・奈良県御所市1207番地


【製造販売元】
御所薬舗株式会社
奈良県御所市1207番地