【商品名】
樋屋奇応丸 銀粒 219粒


【添付文書の必読及び保管に関する事項】
服用に際しては、この添付文書(説明文書)を必ずお読みください。
また、必要なときに読めるよう大切に保管してください。


【販売名】
小児薬樋屋奇応丸


【薬効】
小児五疳薬


【リスク分類】
第二類医薬品


【作用と特徴】
樋屋奇応丸(ひや・きおーがん)銀粒は4種類の厳選された生薬からなり、穏やかに作用してお子さまの夜なき・食欲不振などに効果をあらわします。
また、なんとなく不調で、「乳吐きがひどい」「食がほそい」「おなかがゆるい」「月に何度もかぜをひいたり熱をだす」といった症状にも優れた効果を発揮します。


【使用上の注意】
<相談すること>
1.次の人は、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
はげしい下痢又は高熱など、重篤な症状のある人
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この添付文書(説明文書)を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)小児の神経質、夜なき、かんむし、ひきつけ、食欲不振、胃腸虚弱に使用した場合、1ヵ月間服用しても症状の改善が見られない場合
(2)かぜひき、かぜの熱、ねびえ、下痢、消化不良、乳はきに使用した場合、数回(5〜6回)服用しても症状の改善が見られない場合


【効能・効果】
小児の神経質、夜なき、かんむし、ひきつけ、かぜひき、かぜの熱、ねびえ(寝冷)、下痢、消化不良、乳はき(吐乳)、食欲不振、胃腸虚弱


【用法・用量】
通常、次の1回量を1日3回、食前又は食間に服用してください。
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
1才未満・・・1〜3粒・・・3回
1才・・・4〜6粒・・・3回
2〜3才・・・7〜10粒・・・3回
4〜6才・・・11〜14粒・・・3回
7〜10才・・・15〜17粒・・・3回
11〜14才・・・18〜20粒・・・3回

<用法・用量に関する注意>
(1)定められた用法・用量を必ず守ってください。
(2)保護者の指導監督のもとに服用させてください。


【成分・成分量】
60粒中(11〜14才の1日最大服用量)中、次の成分を含みます。
成分・・・分量・・・作用
ジンコウ・・・15.6mg・・・小児の神経質.夜なき.かんむし.ひきつけ
ジャコウ・・・0.78mg・・・小児の神経質.夜なき.かんむし.ひきつけ かぜひき.かぜの熱.ねびえ
ニンジン・・・43.77mg・・・かぜひき.かぜの熱.ねびえ 下痢.消化不良.食欲不振.胃腸虚弱.乳はき
ユウタン・・・0.9mg・・・小児の神経質.夜なき.かんむし.ひきつけ 下痢.消化不良.食欲不振.胃腸虚弱.乳はき

添加物として、米粉、寒梅粉(モチ米)、d-ボルネオール(リュウノウの主成分)、ハチミツ(加熱)、パラベン、銀箔、箔付料を含有しています。

<成分・分量に関する注意>
*樋屋奇応丸(ひや・きおーがん)銀粒は 生薬を効果的に配合して、その総合作用により症状を改善するお薬ですが、各成分の作用と各効能との関係を結びつけると上図のようになります。


【保管及び取扱い上の注意】
(1)小児の手の届かない所に保管してください。
(2)誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器には絶対に入れ替えないでください。
(3)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。


【その他記載事項】
のませ方のヒント
粒のまま⇒
・赤ちゃんには、乳首につけてふくませる。
・ペースト状の物(ジャム、ヨーグルト、バナナなど)と一緒にのませる。
・上あごやほおの内側にはりつけ、すぐに湯ざましや果汁をのませる。

お湯や水で湿らせてつぶし
⇒・上あごやほおの内側にはりつけ、すぐに湯ざましや果汁をのませる。
⇒・ジュースなどに混ぜてのませる(のみ残しがないように)。

夜泣き.かんむし.小児の神経質.ひきつけ
成長するにつれ、周囲の人々とのかかわりに不安を覚えたり、思い通りにならなくて欲求不満になったりすることがあります。こんな時、敏感な赤ちゃんではストレスがたまり、カンが高くなったり、夜なき、情緒不安定などの心身のいろいろな症状(かんむし)があらわれます。
心身ともに成長する大事な時期ですので、できるだけ早くこのような状態を改善してあげましょう。
*ひきつけには効果がありますが、てんかんや熱性けいれんには効果がありません。症状にご注意ください。

食欲不振.胃腸虚弱
大切な成長期には、「食がほそい」「何となく食欲がない」「胃腸が弱い」といった症状はできるだけ早く改善してあげましょう。

かぜひき.かぜの熱.ねびえ
赤ちゃんは抵抗力が弱いので、症状が重くならないうちに早く改善してあげましょう。何度もかぜをひく、かぜの熱がくり返す、といったときにおすすめです。

下痢.消化不良.乳はき
赤ちゃんの胃腸はいろいろな物にまだなれていません。目あたらしい食物を口にしたり、環境の変化でお腹をこわしがちです。症状が軽いうちに早めに改善してあげましょう。


【問い合わせ先】
本剤の服用により、変わった症状があらわれるなど、何かお気付きの点がございましたら、お買い求めのお店又は下記までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
樋屋奇応丸株式会社 お客様相談室
電話番号・・・072-871-2990
電話受付時間・・・午前9時〜午後5時30分(土、日、祝日を除く)
住所・・・大阪府大東市寺川3-3-63


【製造販売元】
樋屋製薬株式会社
大阪府大東市寺川3-3-63