【商品名】
ミルクポン 1050mL


【添付文書の必読及び保管に関する事項】
必ず使用前にお読みください。


【販売名】
ミルクポン


【薬効】
哺乳瓶・乳首・器具等の消毒液


【リスク分類】
第二類医薬品


【作用と特徴】
哺乳びん・乳首・器具等の消毒液
ひたして簡単すすぎ不要
1日1回の調製で殺菌効果24時間


【使用上の注意】
<相談すること>
1.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この製品を持って医師、薬剤師、又は登録販売者に相談する。
関係部位・・・症状
皮膚・・・手の荒れ、発疹、発赤、かゆみ
2.本品は内服しない。また、あやまって飲み込んだ時は、すぐに水、生卵、ミルク等を飲み、医師に相談する。
3.目に入らないよう注意する。目に入った場合には、こすらずにすぐに水又はぬるま湯で十分に洗い流す。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受ける。


【効能・効果】
哺乳びん・乳首の殺菌消毒
医療器具の消毒、器具・物品などの消毒
室内・便所・浴室の消毒
排泄物の消毒


【用法・用量】
哺乳びん・乳首の殺菌消毒・・・哺乳びん・乳首を洗った後、本品の80倍液に1時間以上浸す。濃度0.0125%
医療器具の消毒、器具・物品などの消毒・・・本品の20〜50倍液に数分間浸すか、清拭する。濃度0.02〜0.05%
室内・便所・浴室の消毒・・・本品の20〜50倍液で清拭する。濃度0.02〜0.05%
排泄物の消毒・・・本品の1〜10倍液を用いる。濃度0.1〜1%

哺乳びん・乳首の消毒方法
1.洗浄
哺乳びん・乳首は授乳後すぐにブラシと「哺乳びん専用洗剤」で洗ってから、よくすすぎます。
2.溶液をつくる
哺乳びんが完全に浸る大きさの容器に、ミルクポンを水道水で約80倍に薄めて消毒溶液を作ります。キャップ内側の線(15mL)で1.2Lの溶液ができます。
3.つける
消毒溶液に、よく洗浄した哺乳びん・乳首を中に気泡が残らないように完全に入れ、次の授乳まで1時間以上浸しておくだけで、消毒できます。※消毒溶液は24時間ごとに新しく作り直してください。
4.調乳
調乳の直前に哺乳びん・乳首を清潔な手で取り出し、消毒溶液をよく振り切ってから調乳します。すすぐ必要はありません。すすぐ場合は必ず水道水を使用してください。

ガラス製・プラスチック製の哺乳びん、シリコーンゴム・イソプレンゴム製等の乳首にお使いいただけます。
乳首を消毒した場合、乳首のゴムが白くなることがありますが、ご使用には差し支えございません。

<用法・用量に関する注意>
●定められた用法・用量を厳守する。(排泄物の消毒時以外は、原液での使用をさける。また、熱湯での希釈はさける。)
●換気のよい場所で使用する。
●哺乳びん等に付着したミルクなどの有機物は、消毒前に十分に洗い落としてからミルクポン溶液につける。
●哺乳びん等は、浮かないようにミルクポン溶液に沈める。
●酸性の洗浄・漂白剤、シアヌール酸系の製品と混合すると塩素ガスが発生して危険なので混合しない。
●金属製・木製の容器または器具・物品(スプーン等)は、変質することがあるので、使用しない。
●調製後、ミルクポン溶液が変色した場合、その水での調製をさける。


【成分・成分量】
成分・・・分量
次亜塩素酸ナトリウム・・・1w/v%

及び添加物としてpH調整剤を含有。


【保管及び取扱い上の注意】
●直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に密栓して保管する。
●誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえない。
●衣類、金属製の指輪等につくと脱色、変色することがあるので、注意する。
●本品は殺菌消毒する対象物によっては印刷面、材質などを変色(変質)させる場合があるので注意する。


【その他記載事項】
まぜるな危険
●酸性の洗浄・漂白剤、シアヌール酸系の製品と混合すると塩素ガスが発生して危険ですのでおやめください。

●本品は飲まないでください。
●小児の手のとどかない所に保管してください。
●本品を取扱う時は、ゴム手袋などをご使用ください。

※未開栓キャップ使用


【問い合わせ先】
お客様相談室
電話番号・・・03(5645)1188
メーカーHP 名称・・・ピジョンホームページは
メーカーHP URL・・・http://pigeon.info/


【製造販売元】
丸石製薬株式会社
大阪市鶴見区今津中2-4-2