【商品名】
ヒフールV7水虫液 30mL


【添付文書の必読及び保管に関する事項】
ご使用に際して、この添付文書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保管してください。


【薬効】
みずむし・たむし用薬


【リスク分類】
指定第二類医薬品


【作用と特徴】
みずむし・たむし用薬
水虫・たむしは、白癬菌というカビが皮膚の角質層等に寄生して起こる皮膚病で、かゆみや痛みを伴うことが多くあります。
ヒフールV7水虫液には7種類の有効成分を配合。1日1回の使用により、かゆみや痛みを伴う(水虫・たむしの)不快な症状を改善します。


【使用上の注意】
<してはいけないこと>
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は使用しないでください
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人。
2.次の部位には使用しないでください
(1)目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等。
(2)湿疹。
(3)湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部。

<相談すること>
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)乳幼児。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)患部が顔面又は広範囲の人。
(6)患部が化膿している人。
(7)「湿疹」か「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない人。
(陰のうにかゆみ・ただれ等の症状がある場合は、湿疹等他の原因による場合が多い。)
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、刺激感、熱感、乾燥感、ヒリヒリ感
3.2週間位使用しても症状がよくならない場合、又は、本剤の使用により症状が悪化した場合は使用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください


【効能・効果】
みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし


【用法・用量】
1日1回、適量を患部に塗布してください。

<容器の使用法>
●使用前に、容器の先端を上に向けて、手の指で中栓の先を2〜3回空押しして中の空気を抜いてください。
(暑い時期、高温の場所に置かれた場合や薬液が少なくなった場合などに、容器内の圧力が高まり薬液が多く出ることがありますので、これを防ぐためです。)
●使用するときは容器を下向き又は斜めにして、先端を患部に軽く押し当てて塗布してください。容器の先端を患部から離すと液が出なくなります。(強く押し当てたり、容器胴部を強く握ると薬液が多く出ます。)

<用法・用量に関する注意>
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)患部やその周囲が汚れたまま使用しないでください。
(3)目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い、直ちに眼科医の診療を受けてください。
(4)本剤のついた手で、目や粘膜に触れないでください。
(5)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
(6)外用にのみ使用してください。


【成分・成分量】
100mL中に次の成分を含みます。
成分・・・分量
ブテナフィン塩酸塩・・・1.0g
グリチルレチン酸・・・0.2g
dl-カンフル・・・1.0g
クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・0.5g
リドカイン・・・2.0g
クロタミトン・・・3.0g
イソプロピルメチルフェノール・・・0.3g

添加物:エタノール、1,3-ブチレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アジピン酸ジイソプロピル、マクロゴール、リン酸

<成分・分量に関する注意>
アルコールを含んでいますので、塗布時にしみることがあります。


【保管及び取扱い上の注意】
(1)直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
なお、使用期限内であっても、開封後は品質保持の点からなるべく早く使用してください。
(5)火気に近づけないでください。また、使用済みの容器は火中に投じないでください。
(6)本剤のついた手で、目や粘膜に触れないでください。
(7)合成樹脂(スチロール等)を軟化したり、塗料を溶かしたりすることがありますので、床や家具等につかないようにしてください。


【その他記載事項】
水虫治療のポイント
○患部はいつも清潔にしましょう。靴下や靴等も清潔なものを使用しましょう。
○白癬菌の寄生は、症状のあらわれている範囲より広がっていることが多いため、薬剤は広めに塗布しましょう。
○かゆみ等がなくなっても、再発することがあるためしばらくの間は根気よく治療を続けましょう。
○患部のむれを防ぎ、乾燥に心がけましょう。


【問い合わせ先】
本品についてのお問い合わせはお買い求めのお店又は下記にお願い致します。
万協製薬株式会社
電話番号・・・0598-37-2088
電話受付時間・・・AM10:00〜PM5:00(ただし、土、日、祝祭日を除きます。)


【製造販売元】
万協製薬株式会社
三重県多気郡多気町五桂1169-142